【冊子版のみ】Bunch of red tape
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アルファコンプレックスの8つの中央官庁、「サービスグループ」。市民の安全の維持と幸福の堅持という重責を担う彼らの関係は、一言で言えば「最悪」です。 軍部局や内務公安局に代表されるこの関係性の悪化は留まるところを知らず、ついに全省局へと拡大しました。 そして、この一冊に収録される4本のシナリオは、本来関係の無いはずのトラブルシューターたちを、赤い紐《お役所仕事》でがんじがらめにしてしまうでしょう。 B5判、48ページに凝縮された4本のシナリオと官僚主義が、皆様をアルファコンプレックスへと誘います。
The display was blueish
軍部局長官の下で働いていた技術者が行方不明になりました。彼は機密情報にアクセスできる権限を有しており、この失踪が故意であろうと事件に巻き込まれたのであろうと彼を確保しなければなりません。 しかし。この長官の動きはやや不自然です。トラブルシューターたち以外にそう思った上位クリアランス市民が、一人いました。
M.E.Card
全市民に携帯が義務付けられる身分証明機能付きデビットカード(のようなもの)、MEカード。これに関連して、R&Dがまたしても何か開発《やらか》したようです。 R&Dから始まるいつものドタバタ劇。この事件がいつもと違ったのは、背後にCPUの影があることでした。 あと、TRPGなのにランダム型アイテム提供方式、いわゆる「ガチャ」があります。
The Night Watch
いまでは「旧版」と呼ばれるパラノイアがあります。 コンピューター暦194年を舞台にしたそのシステムでは、現在とは異なり、市民のクローンは6体同時に起動していました。 コンピューター暦214年に発生したこの事件の唯一の不運は、バックアップとして194年のクローンシステムがなぜか残っていたこと、そして194年からパワープラントが脆弱であることでした。
Pyroxidine III
アルファコンプレックスにベストセラー、もしくは不朽の名作があるとすれば、それは薬物です。 新たな薬物を巡る計画、陰謀、暗殺、事故、そして業務委託《まるなげ》。トラブルシューターは今日も翻弄され続けます。 ただ、彼らは不幸にも、知らない方が幸せな真実に直面します。市民、幸福は義務です。お薬をどうぞ。